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夜は暗いものという考えは、24時間眠らない現代社会では、もはや当たり前ではないかもしれません。 これは、良質な睡眠を取るためには、本当はよくありません。 夜は、光の刺激はできるだけ避け、とくに体温が下がりはじめ、メラトニンの分泌が始まる夜10時以降は、強い光を浴びないことが大切です。 たとえば、オフィスやコンビニエンスストアなど、蛍光灯の白い光が煌々とついているところに長時間いると、目が覚めて夜の寝つきが悪くなってしまいます。 残業はやむを得ませんが、それで遅くなった日は、せめてコンビニには立ち寄らず、まっすぐ帰宅しましょう。 また、夜はテレビを見てくつろいだり、パソコンでインターネットをする人も多いと思いますが、モニターからも強い光を浴びています。 夜10時以降はテレビやパソコンのモニター照度を下げ、時間もほどほどにしましょう。 部屋の明かりも夜はなるべく暗くするのが理想です。 明るさを調整できる照明器具を使ったり、間接照明を取り入れたりするなど、夜の照明を工夫してみてください。暖色系で香りの効果も期待できるアロマキャンドルもおすすめです。 眠るときには部屋の明かりをすべて消したいところですが、真っ暗では眠れないという人もいると思います。 夜中にトイレに行くことも考えて、ホテルの客室で使われているようなフットライトを利用するのもいいでしょう。 足元をほんのり照らすぐらいのわずかな明かり(10ルックス程度)なら、睡眠の妨げにはならないはずです。 また、外からの光を防ぐために遮光カーテンを使っている人は、少し隙間をあけておくようにしてください。 というのも、私たちの体は明け方に太陽の光を浴びることで、体内時計の周期が20時間から24時間にリセットされるからです。 遮光カーテンを閉め切って、朝の光をシャットアウトすると、なかなか起きられなくなってしまいます。 夜は光を避け、朝は光を浴びる。これがいい眠りとさわやかな目覚めを導くための重要なポイントです。 |
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