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「朝すっきり目覚めたいから、夜は少しでも早く寝てみよう」 「今日は仕事があって夜遅く寝ることになるから、明日の朝は寝過ごしてしまうかも」 だれでも、朝は気持ちよくすっきりと目覚めたいために、夜はできるだけ早く寝ようと考えるものですが、あまり寝る時間だけ気にするのもよくありません。 経験からいっても、夜寝る時間は規則正しくいかないにしても、いい睡眠を手に入れるためには、できるだけ、朝起きる時間のほうを意識するべきです。 たとえば、夜は11時ごろに疲労度が高くなって眠くなり、朝は7時頃に起きて活動を始めるという、睡眠リズムができているとしましょう。 そういう人が、たまたま「前日遅くなって今朝は眠いから」と朝寝坊をして9時に1日をスタートさせますと、夜11時までにいつもと同じだけの疲労度を得ることはできず、朝起きに2時間のズレがあるため、翌日の朝1時ごろに疲労度が最高に高まることになります。 その状態で、いつもと同じように午後11時頃に就寝時間がきたからといってふとんに入っても、なかなか寝付かれず、結果、いつもより寝る時間が遅くなってしまうというものです。 そうなりますと、睡眠の悪循環に陥って、翌朝7時にはまだ眠い状態が続きます。 ですから、夜寝られなかったからといって、朝起きる時間をずらし始めると、すべてが後ろ倒しになってしまいます。 この悪い流れをつくらないためにも、朝起きる時間を優先させましょう。 いつも決まった時間に起きていれば、遅寝遅起きの悪循環にはまることはありません。 夜十分に眠れていなくても、朝はとにかく決まった時間に起きましょう。 睡眠時間が短くなった分、昼寝は寝不足で少し辛いかもしれませんが、そのつらさは疲労感となって、その日の夜の深い眠りにつながります。 そこでぐっすり眠れば、翌朝はすっきりと目覚めることができます。 休日も同様です。 たとえば、金曜日に夜更かしをしても、土曜の朝はいつもどおりに起きて、その分、少し早めに寝る。そうすることで、1週間のスタートである月曜日の朝を、すっきりさわやかに迎えることができます。 |
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