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朝の目覚め方にもコツがあるように、当然、夜の眠り方にもコ ツがあるものです。 快適な朝を迎えるためには、眠る際の準備も非常に大切です。 といっても、目覚めるときと同様、じつに簡単なことをするだけです。 寝るときにふとんの中で、「今日は楽しかった。ありがとう」と思い、その日一日に感謝の気持ちを抱くのです。 どうですか。かんたんなことでしょう。 ふとんに入って静かな状態で、「今日は楽しかった。ありがとう」と思うだけでいいのです。このとき、その日にあった「楽しかったこと」をいちいち思い出す必要はありません。 むしろ、思い出さないほうがよく、具体的な事柄を思い出そうとしますと、いろいろな出来事が頭をよぎり、眠るどころか逆に目が冴えてしまいます。 難しいことを考えることもありませんし、深く考えることもありません。 たんに「今日も楽しい一日だった」と思うくらいでちょうどいいのです。そして、「よかった。ありがとう」と感謝し、眠りにつきます。 もともと、脳は楽しかったこととか嬉しかったことを想像し、満足感に浸ると、そのいいことを実現しようと動き出す特性を持っています。その脳の特性を利用するのです。 大切なのは、たとえ何か嫌なことがあったり、失敗をしてしまったときでも、「よかった。今日は楽しかった」とその日に感謝することです。むしろ、そういう日にこそ、強く感謝の気持ちを込めるべきかもし れませんね。 なぜなら、人に嫌な態度を取られて気分を害したとしましょう。 怒りや憤りの気持ちを募らせるのはもっともなことですが、別な見方をすれば、その体験はあなたの成長につながることかもしれません。 その人がどんな人であるかわかったでしょうし、「人の振り見て、わが振りなおせ」のことわざではありませんが、こういう行動をとっては相手に不快な気持ちを与えるので気をつけようと、自分を戒める材料になります。 そう考えると、自分にとって役立つ経験をしたということですから、不快な体験であっても、「よかった。ありがとう」と感謝の気持ちを持つことができるのです。 嫌な感情を引きずっていては、気持ちよく眠ることはできませんし、翌朝の目覚めも悪くなってしまいます。 一日の終わりに、そういう感謝の気持ちを持つことができるなら、その日一日は本当に価値のあるものになるに違いありません。 |
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