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痩せてダイエットできる体質は基礎代謝量の増減に関係がありますが、この基礎代謝量に影響を与えるのが睡眠の取り方によるのです。 一般的にダイエットしようと思えば、好きな食べ物も我慢し、好きでない運動をこなすなど、何かと我慢と努力が中心であるように思っている方が多いのではないでしょうか。そのうえ、うっかりするとリバウンドの心配も。 「食欲が自然に抑えられて、しかも脂肪がどんどん燃えてくれればいいのに」というため息まじりの声も聞こえてきそうですね。 実は、私たちは何もしていなくても、内臓を動かしたり、呼吸をしたり、体温を調節したり、古い細胞を新しい細胞に生まれ変わらせたりと、生命活動を維持する必要があり、そのため生きているだけでカロリーを消費しているのです。 この生きていくうえで必要な1日のカロリー消費量を、基礎代謝といいます。 この基礎代謝に、家事や仕事、運動など日常の活動によって消費するカロリーや、食べものを消化吸収するときに消費するカロリー加えたものが、1日の総消費カロリーということになります。 この1日の総消費カロリーのうち、約70%を基礎代謝が占めており、全体の7割を占める基礎代謝量がアップすれば、なにもしなくても消費カロリーが増え、それだけ痩せやすくなりますし、逆に、基礎代謝量が減れば、それだけ消費カロリーが減って、太りやすくなります。 さて、私たちの体は、およそ60兆個の細胞によってできており、そのひとつひとつの細胞が、繰り返し生まれ変わっています。 その全身の細胞の新陳代謝が活発になるのが、実は睡眠中なのです。 ですから、この睡眠バランスが崩れると、ホルモン分泌など体内環境が乱れて、新陳代謝がスムーズにいかなくなり、つまり、基礎代謝量もそれだけ減るわけで、その分、太りやすくなってしまうのです。 睡眠の影響を受けるのは、基礎代謝だけではありません。 睡眠不足になると、糖や脂肪の代謝も悪くなります。 どんなに熱心に運動をしても、どれだけ摂取カロリーを抑えても、それに反応する感度の高い体、つまり代謝のよい体でなければ、大きなダイエット効果を得ることはできません。 「ダイエットを頑張っているのに結果が出ない」という人は、代謝が悪くなっているのかもしれません。まずはしっかりと眠ってみてください。睡眠をきちんととって、痩せにくくなっている体を痩せやすいカラダへとリセットしましょう。 上手に眠れば、それだけで、まるでダイエットをしたかのような体の変化を感じられるでしょう。
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