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満足ホルモンであるドーパミンは、脳の中にある満足中枢から分泌されますが、そのドーパミンの分泌の大小を左右するのは、「人間の感情や思い」ということだそうです。 要は、あなたが楽しんでゴルフをしたり、好きな囲碁などをしているときには、脳の満足中枢が適度に刺激されて、脳内からドーパミンがどんどん分泌されていることになります。 ですから、あなたが満足したり充実感に浸りながら、仕事や遊びをする機会が多ければ多いほど、満足中枢が刺激され、疲労を感じにくくなるということです。 その一方で、上司の命令などでいやいや何かをしたり、あるいは人を憎んだり妬んだりするようなマイナスの感情が強くなれば、不満足感のほうが満足感より強まりますので、満足中枢が刺激されることは少なくなり、結果的にドーパミンは分泌されにくいということです。 その結果として、細胞から出た老廃物が排出されにくく、どんどん細胞内にマイナスのエネルギーがたまっていきます。 これでは、新しいエネルギーが生み出されませんので、その人はだんだんと疲労感が漂いやすくなるというものです。 このように疲れというものは、あなたが忙しく働いた結果ではなく、あなたが今の仕事とか生活に満足して生きているかという人生観の問題になります。 「今日は、仕事は暇だったけど、周囲に気を遣ったため、やけに疲れるなあ」 「今日は、早く帰れると思ったのに、急な仕事を上司から命令され、しぶしぶ仕事をしたので、疲労が極度に達したよ」という人は、疲れのメカニズムから見ると、マイナス感情の発散のほうが大きく、満足感というプラスの気が少ないことが原因と考えられます。 プラスの気である満足感やマイナスの気である不満の感情が、心と体の疲労に大きな影響を与えていることがおわかりいただけたでしょうか。 ドーパミンと疲労の関係から言えることは、できるだけ不満を抱かず、「良かった」「楽しかった」といった満足体験を増やし、日々充実した気持ちを持つようにすることです。 プラスの感情 笑い 喜び 快楽 満足 鷹揚 おおらか 朗らか 愛情 マイナスの感情 妬み 恨み 羨望 憎しみ 怒り 不満 悲しみ イライラ 神経質
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